こんにちは、ひろです。お寿司屋さんや通販で「バフンウニ」「ムラサキウニ」と書かれているのを見て、「何が違うの?」「どっちが高いの?」と気になったことはありませんか。
結論から言うと、バフンウニ系は身がオレンジ色で濃厚な甘み、ムラサキウニ系は身が淡い黄色であっさり上品な甘みです。一般的に高値がつきやすいのは、北海道産のエゾバフンウニの方です。
この記事では、日本で食べられている主なうに4種類の違いを早見表で整理し、旬の時期、見分け方、選び方まで食品営業の目線で解説します。
うにの種類は大きく2系統・主な4種類
日本で主に流通しているうには、バフンウニの仲間とムラサキウニの仲間の2系統に分かれます。さらに北海道と本州で種類が違うので、合わせて4種類を押さえておけば十分です。
| 種類 | 主な産地 | 身の色 | 味の特徴 |
|---|---|---|---|
| エゾバフンウニ | 北海道(利尻・礼文・根室など) | 濃いオレンジ(赤うに) | 濃厚でとろける甘み |
| キタムラサキウニ | 北海道・東北 | 淡い黄色(白うに) | あっさり上品な甘み |
| バフンウニ | 本州・九州の沿岸 | オレンジ | 小粒で濃い味、流通量は少ない |
| ムラサキウニ | 本州中部〜九州 | 黄色〜淡いオレンジ | すっきりした甘み |
寿司屋で「赤うに」「白うに」と呼び分けているのは、主にエゾバフンウニとキタムラサキウニのことです。
バフンウニとムラサキウニの違い|味・見た目・価格

バフンウニの仲間は殻が小ぶりで棘が短く、身の量は少なめです。そのぶん濃厚な甘みと独特のコクがあり、高級品として扱われます。
ムラサキウニの仲間は殻が大きく、棘が長いのが特徴です。身の量が多く、あっさりした上品な甘みで、うに丼など量を楽しむ料理に向いています。
| 比較 | バフンウニ系 | ムラサキウニ系 |
|---|---|---|
| 殻の大きさ | 直径5cm前後 | 直径7〜8cm程度 |
| 棘 | 短く密集 | 長く黒紫色 |
| 味 | 濃厚・コクが強い | あっさり・上品 |
| 価格 | 高め(漁期が短く希少) | 比較的手ごろ |
バフンウニとムラサキウニ、どっちが高い?
同じ産地・同じ等級で比べると、一般的にはエゾバフンウニの方が高値で取引されます。身の量が少なく漁期も限られるうえ、濃厚な味と鮮やかなオレンジ色が贈答用として好まれるためです。
ただし、うにの値段は種類だけでなく、産地・粒のそろい方・ミョウバンの有無・時期で大きく変わります。旬の利尻産キタムラサキウニが、時期外れのバフンウニより高いこともあります。
私は取引先から「結局どっちが美味しいの?」とよく聞かれますが、正直なところ好みで分かれます。濃厚派の人はバフンウニ、うにの磯臭さが苦手な人はムラサキウニの方が「美味しい」と言うことが多いですね。
うにの旬の時期|ムラサキウニは夏が中心
うにの旬は、産卵前に身が詰まる時期です。種類と産地でずれるので、目安として覚えておいてください。
- キタムラサキウニ・ムラサキウニ:主に初夏〜夏(6〜8月ごろ)
- エゾバフンウニ:利尻・礼文など日本海側は夏、根室など道東は冬〜春に漁期がある
- バフンウニ(本州):冬〜春ごろ
旬以外の時期でも、冷凍うにや塩うになどの加工品なら一年中楽しめます。
種類別・うにの美味しい食べ方
| 種類 | おすすめの食べ方 | 理由 |
|---|---|---|
| エゾバフンウニ | そのまま・軍艦巻き | 濃厚な甘みを少量でじっくり味わえる |
| キタムラサキウニ | うに丼・手巻き寿司 | あっさりしているので量を食べても重くない |
| 加工品の塩うに | パスタ・ご飯のお供 | 塩気とうま味を料理に生かせる |
私のおすすめは、両方が入ったセットで「赤」と「白」を交互に食べ比べることです。違いがはっきり分かって、自分の好みがすぐに見つかります。
美味しいうにの選び方
- 粒の形がくずれておらず、ひと粒ずつ立体感がある
- 色が鮮やかで、表面が溶けたようにだれていない
- 苦みが苦手なら「無添加(ミョウバン不使用)」や塩水うにを選ぶ
うにの苦みの原因と保存のコツは「うにが苦い原因と美味しく保存するコツ」で詳しく紹介しています。
よくある質問

エゾバフンウニとバフンウニは違うものですか?
別の種類です。エゾバフンウニは北海道近海に多い大型の種類で、流通している「バフンウニ」の多くはこちらです。本州のバフンウニは小型で、地元で消費されることが多くなっています。
キタムラサキウニとバフンウニの違いは何ですか?
キタムラサキウニは身が淡い黄色であっさり、エゾバフンウニは濃いオレンジ色で濃厚です。どちらも北海道の代表的なうにで、寿司屋では「白うに」「赤うに」と呼び分けられます。
見た目だけで種類を見分けられますか?
殻付きなら、棘が短く丸みのあるのがバフンウニ系、棘が長く黒紫色なのがムラサキウニ系です。むき身の場合は、身の色(オレンジか黄色か)とパッケージの表示で確認してください。
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まとめ|バフンウニは濃厚、ムラサキウニはあっさり
バフンウニ系はオレンジ色で濃厚な甘み、ムラサキウニ系は淡い黄色で上品な甘みが特徴です。値段はエゾバフンウニの方が高くなりやすいものの、産地や時期でも変わります。
まずは食べ比べセットなどで両方を試して、自分の好みを見つけてみてください。種類を意識するだけで、いつものうにがもっと楽しくなりますよ。
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