魚・海鮮

うにの種類(バフンウニ・ムラサキウニ)の違いと選び方

結論、うには大きく分けて2系統あります

お寿司屋さんやスーパーで見かける「うに」、実はひとくくりに語れるものではありません。日本で主に流通しているのは、バフンウニとムラサキウニという2つの系統です。

バフンウニは小粒で濃厚な味わい、ムラサキウニは大ぶりであっさりとした風味が特徴です。

この違いを知っておくと、お店やお取り寄せで「今日はどちらの気分か」を選べるようになります。

普段何気なく食べているうにも、種類を意識するだけで味わい方の解像度がぐっと上がります。

なぜ味わいがこれほど違うのか

砂浜に落ちた緑色のウニの殻

バフンウニは殻が小ぶりで、身の量自体は少なめです。そのぶん濃厚な甘みと独特のコクがあり、高級品として扱われることが多い種類です。

一方ムラサキウニは殻が大きく身の量も多いため、比較的手に入りやすい価格帯で流通しています。あっさりとした上品な甘みが特徴です。

生息する海域や食べている海藻の種類によっても風味は変わるため、同じ種類でも産地によって味わいに個性が出ます。

殻の大きさにも違いがあり、バフンウニは直径5cm前後、ムラサキウニは直径7〜8cm程度と、見た目からもある程度の見分けがつきます。

市場での取り扱われ方も異なり、高級専門店ではバフンウニが看板商品として扱われることが多い一方、回転寿司などではムラサキウニが使われることが一般的です。

産地別の特徴と選び方

バフンウニの代表的な産地は北海道の礼文島や利尻島です。冷たい海で育つことで身が締まり、濃厚な甘みが凝縮されます。旬は冬から春にかけてです。

ムラサキウニは瀬戸内海や北海道の広い海域で獲れ、夏に旬を迎えます。あっさりとした風味なので、うに丼や軍艦巻きなど量を楽しみたい料理に向いています。

  • 濃厚な甘みをじっくり味わいたい→バフンウニ(エゾバフンウニなど)
  • あっさりした風味で量を楽しみたい→ムラサキウニ
  • 選ぶときは色が濃く、粒が締まっているものが新鮮な証拠
  • 迷ったら食べ比べセットで両方の違いを体感してみる
  • 贈答用には見た目の美しさが際立つバフンウニが好まれやすい

私は営業の合間にお客様から「結局どっちが美味しいの」とよく聞かれますが、正直なところ好みが分かれる部分が大きいというのが実感です。

まずは少量から試してみて、自分や家族の好みを見つけていくのが一番の近道だと思います。

知識があるだけで、お店での会話も弾みますし、贈り物として選ぶときの説得力も増します。

今後うにを選ぶ機会があれば、ぜひ今回の内容を思い出して、種類ごとの個性を楽しんでみてください。

迷ったときは、まず食べ比べセットで両方試してみるのもおすすめです。自分の好みがはっきり分かります。

市場に出回る量にも違いがあります。ムラサキウニは比較的流通量が多く、年間を通して手に入りやすい一方、バフンウニは漁期が短く希少価値が高いため、価格も上がりやすい傾向にあります。

寿司職人の間でも、ネタとしての使い分けがはっきりしています。特上ネタとしてバフンウニを扱う店もあれば、量を提供する店ではムラサキウニを中心に使うことが多いです。

加工品として流通するうにの多くはムラサキウニがベースになっていることも、知っておくと選ぶときの参考になります。

普段何気なく口にしているうにも、こうした背景を知ることで一層味わい深く感じられるようになります。

お店で選ぶときは、色の濃さだけでなく粒の大きさや形の均一さも見てみてください。粒が潰れていないものほど扱いが丁寧にされている証拠です。

よくある質問

ウニの軍艦巻きを含む寿司の盛り合わせ

Q. エゾバフンウニとは何ですか。
A. バフンウニの仲間で、北海道近海に生息する種類です。濃厚な甘みが特徴で、うにの中でも特に高級品として知られています。

Q. どちらが甘く感じますか。
A. 一般的にバフンウニのほうが濃厚な甘みを感じやすいとされますが、ムラサキウニも鮮度が良ければ上品な甘みをしっかり楽しめます。

Q. 見た目だけで種類を見分けられますか。
A. 慣れないと難しいですが、バフンウニは殻が小さく丸みが強い、ムラサキウニは殻が大きく棘が長めという傾向があります。パッケージの表示も参考にしてください。

Q. 旬の時期以外に食べる場合はどうすればいいですか。
A. 冷凍うにや加工品であれば年間を通して楽しめます。旬にこだわらず、まずは手に入りやすい時期から試してみるのもおすすめです。

まとめ、種類を知ると楽しみ方が広がる

バフンウニの濃厚さと、ムラサキウニのあっさりとした上品さ。どちらも違った魅力があるので、シーンに合わせて選んでみてください。

種類を知って選ぶだけで、いつものうにがもっと楽しい食体験になりますよ。

次にうにを口にするときは、ぜひどちらの種類か意識しながら味わってみてください。今までとは違う発見があるはずです。

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