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たこの栄養と効能|高たんぱく低脂質で人気の理由とおすすめの食べ方

健康診断で「たんぱく質はしっかり摂れていますね、でも脂質はもう少し控えても」と言われたことがある人に、私がまず勧めるのがたこだ。

高たんぱくで低脂質、しかも噛みごたえがあって満足感も出やすい。今回はたこの栄養面での特長と、日々の食卓に取り入れやすい食べ方を紹介する。

私が現場で感じたたこの人気

食品営業として量販店の売り場を見てきた中でも、健康志向の高まりとともにたこの刺身パックの動きが良くなっていると感じる時期が増えてきた。

たこの栄養バランスが優れている理由

たこは100gあたりのたんぱく質量が魚介類の中でもトップクラスで、脂質はごくわずかしか含まれていない。カロリーを抑えたい人にとって心強い食材だ。

さらに、疲労回復に関わるとされるタウリンも豊富に含む。お酒のあてに刺身が好まれるのは、味だけでなく理にかなった組み合わせでもある。

低脂質だからこそ調理法も選びやすい

もともとの脂質が少ないぶん、味付けやソース次第でさっぱりにも濃厚にもアレンジしやすいのもたこの魅力だ。

主な栄養素の比較

数字で見ると、たこの栄養バランスの良さがより分かりやすい。同じ魚介類のえびやいかとおおまかに比較してみる。

食材(100gあたり目安) たんぱく質 脂質 カロリー
ゆでだこ 約22g 約0.7g 約91kcal
ゆでえび 約18g 約0.6g 約82kcal
ゆでいか 約18g 約1.5g 約88kcal

いずれも低脂質な食材だが、たこはその中でもたんぱく質量が頭ひとつ抜けている。トレーニング中の食事にもおすすめしやすい理由がここにある。

えびとたこを盛り合わせた海鮮の器

調理法別のカロリー・脂質の変化

同じたこでも調理法によって脂質は変わる。油を使う唐揚げは脂質が増えやすいので、日常的に取り入れるなら茹でる・蒸すなどシンプルな調理法を中心にすると良い。

揚げ物にする場合は、他のおかずを油少なめにするなど1食全体でバランスを取るのがおすすめだ。

普段の食卓に取り入れやすい食べ方

一番手軽なのは薄切りにして酢味噌でいただく方法。特別な調理をせずとも、ゆでだこを切るだけで一品になるのがありがたい。

サラダに加えると、彩りと噛みごたえの両方をプラスできる。トマトやきゅうりと合わせるだけでも立派な副菜になる。

お弁当のおかずに困ったときは、たこの唐揚げにすると子どもにも人気が出やすい。下味に生姜とにんにくを効かせるのがポイントだ。

野菜と一緒に盛り付けたたこ料理のクローズアップ

亜鉛やビタミンB12も一緒に摂れる

たこには免疫や味覚に関わるとされる亜鉛、そして赤血球の生成を助けるビタミンB12も含まれている。1品でいろいろな栄養素をまとめて摂れるのは、忙しい日にはありがたいポイントだ。

貧血気味の人や、疲れが取れにくいと感じている人にとっても、意識して取り入れたい食材のひとつと言える。

食べ過ぎには注意したい点

たこは魚介類の中でもプリン体をやや多く含む食材とされている。健康診断で尿酸値を指摘されたことがある人は、食べる量や頻度に気をつけたほうがよい。

とはいえ普段の食事の中で適量を楽しむ分には問題ない。極端に避けるのではなく、他の食材とバランスよく組み合わせるのが現実的だ。

旬の時期について

たこは通年出回っているが、産地によって旬の時期は異なる。夏だこは身が柔らかく、冬だこは脂がのって濃厚な味わいになりやすいと言われる。

時期によって食感や味わいが変わるので、季節ごとに食べ比べてみるのも楽しみ方のひとつだ。

たこと似た食材との違い

同じ魚介類でも、いかやえびとはたんぱく質・脂質のバランスが微妙に異なる。数値だけを見ても大きな差はないが、噛みごたえや満足感という点では、たこはしっかりした食感が特徴的だ。

ダイエット中で「よく噛んで食べたい」というときにも、たこは選びやすい食材のひとつと言える。

栄養についてよくある質問

Q. 加熱しても栄養価は変わらない?
茹でる程度の加熱であれば、たんぱく質やタウリンへの影響は少ないとされる。長時間の加熱は避け、適切な茹で時間を守るのがポイントだ。

Q. 子どもにも食べさせて良い?
弾力が強いため、小さな子どもには食べやすい大きさに刻んであげると安心だ。栄養面では優れた食材なので、工夫して取り入れたい。

まとめ|たこは筋トレ中にも普段使いにも心強い食材

低脂質で高たんぱく、しかもタウリンも摂れるたこは、体づくりを意識している人にも、普段の食卓の副菜にも取り入れやすい食材だ。

もし刺身や酢の物用に良質なたこを探しているなら、産地直送のたこを取り寄せて食べ比べてみるのもおすすめだ。

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