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するめ(あたりめ)の炙り方・焼き方|美味しい食べ方とだし活用法

こんにちは、ひろです。晩酌のお供に、するめ(あたりめ)を買ってはみたものの、硬くて食べにくかった、という経験はありませんか。

結論から言うと、するめは炙り方・焼き方と裂き方、だしとしての使い方を知るだけで、驚くほど楽しみ方が広がる食材です。

食品業界で10年以上、水産加工品の仕入れにも携わってきた私が、するめ(あたりめ)の美味しい食べ方と意外な活用法を体験を交えて解説します。

そもそも「するめ」と「あたりめ」は同じもの?

するめは、イカを開いて内臓を取り除き、天日干しにした加工品です。するめいかという名前だけでなく、加工の総称としても使われます。

あたりめは、するめの別名です。「する」という言葉が博打の「する(=負ける)」を連想させることから、縁起を担いで「あたり」と言い換えたのが由来とされています。

つまり中身はまったく同じもので、呼び方が違うだけです。関西や関東の一部では、あたりめという呼び方が定着しています。居酒屋のメニューでは「あたりめ」表記の方が縁起物として好まれる傾向があります。

するめ(あたりめ)の炙り方・焼き方の基本

するめは炙ることで香ばしさが引き立ち、身も柔らかくなります。直火やガスコンロの網焼きで、両面をさっと炙るのが基本です。

炙りすぎると硬くなってしまうため、表面がふわっと膨らんで香りが立ってきたら火から下ろすタイミングです。焦がさないよう弱めの火加減を意識してください。

自宅のコンロに網がない場合、直火以外にも焼き方の選択肢はいくつかあります。用途に合わせて使い分けると失敗が減ります。

焼き方 目安時間 仕上がりの特徴
直火・ガスコンロの網焼き 片面10〜15秒×2面 香ばしさが一番強い。焦げやすいので目を離さない
トースター 1〜2分 手軽で失敗しにくい。時間が経つと少し硬くなりやすい
魚焼きグリル(弱火) 1分前後 両面同時に焼けて均一。庫内の様子はこまめに確認
フライパン(油なし) 弱火で1分程度 後片付けが楽。焦げ付き防止に薄く油をひいてもよい

私も以前は焼きすぎて硬くしてしまうことがよくありましたが、短時間でこまめに様子を見る焼き方に変えてから、格段に食べやすくなりました。焼いた後に軽く手で裂くと、味が均一に絡みやすくなります。

陶器の器に入った新鮮な生のイカ

裂き方と食べやすくするひと工夫

するめは繊維に沿って裂くと、口の中でほぐれやすくなります。繊維を断ち切る方向に切ってしまうと、硬さがそのまま残ってしまうので注意してください。

硬さが気になる場合は、酒や水に数分浸してから炙ると、身がふっくらと戻り食べやすくなります。マヨネーズや七味を添えるのもおすすめです。

  • 繊維に沿って手で裂く
  • 硬い場合は酒や水に軽く浸してから炙る
  • マヨネーズ・七味・わさび醤油などで味変を楽しむ

するめは「だし」としても優秀な食材

するめは乾物なので、だしを取る食材としても優秀です。特に沖縄料理では、するめだしが定番の旨味として使われています。

水に一晩浸けておくだけで、イカの旨味がじんわりと溶け出します。昆布と合わせて煮出せば、汁物や煮物の下地として使える上品なだしになります。

私も炒め物にするめの戻し汁を少し加えてみたところ、いつもの野菜炒めが驚くほど奥行きのある味わいになり、それ以来常備するようになりました。

泡がのった琥珀色のビールのグラス

お酒のあてとしてだけでなく、料理の旨味の土台としても活躍してくれるのが、するめの奥深いところです。保存が効くのも嬉しいポイントです。

保存方法と選び方のポイント

するめは乾物なので比較的長持ちしますが、開封後は湿気を吸うと風味が落ちてしまいます。密閉できる袋や容器に入れ、冷暗所で保管しましょう。

選ぶときは、身に厚みがあり、色が均一なものが良品の目安です。白い粉(タウリン)が薄く吹いているものは、旨味が凝縮している証拠でもあります。

するめを使った簡単アレンジレシピ

するめは、そのまま炙って食べるだけでなく、細く切って炊き込みご飯や松前漬け風の和え物に加えると、旨味の底上げ役として活躍してくれます。

大根やにんじんの細切りと一緒に、醤油・みりん・酒で和えるだけで、簡単な箸休めができあがります。時間が経つほど味がなじんで美味しくなるのも魅力です。

キャベツやきゅうりと一緒に軽く炒めるのもおすすめです。するめの塩気と旨味だけで味が決まるので、調味料を控えめにできるのも嬉しいポイントです。

私自身、忙しい日の副菜作りに困ったときは、するめを刻んで野菜と和えるだけの一品に何度も助けられてきました。常備しておくと重宝します。

子どもや高齢の家族と一緒に楽しむ工夫

硬さが気になる場合は、小さくキッチンばさみで切ってから炙ると食べやすくなります。よく噛むことは、あごの発達や認知機能の維持にも良いとされています。

ただし硬いものを急に与えると誤嚥のリスクもあるため、水やだしで少し戻して柔らかくしてから提供するなど、家族の状況に合わせて調整してください。

よくある質問

Q. あたりめはどうやって炙るのが一番失敗しませんか?

A. 強火で一気に炙ると外側だけ焦げて中が硬いままになりがちです。弱めの火でこまめに裏表を返しながら、表面がふわっと膨らむ瞬間を見逃さないのが一番のコツです。

Q. あたりめの焼き方はフライパンでも代用できますか?

A. 可能です。油をひかず弱火で1分程度、両面をこんがりさせるだけで直火に近い香ばしさが出ます。焦げやすいコンロが心配な方はフライパンの方が失敗しにくいです。

Q. あたりめの美味しい食べ方で子ども向けのアレンジはありますか?

A. 硬さが気になる場合は水やだしで軽く戻してから細かく刻み、炊き込みご飯に混ぜると旨味だけを活かした優しい味わいになります。

まとめ:するめは炙り方・焼き方ひとつで印象が変わる

するめ(あたりめ)は、炙り方や焼き方、裂き方を工夫するだけで、硬くて食べにくいイメージから一転、香ばしく味わい深いおつまみに変わります。

だしとしての活用法まで知っておくと、晩酌用のイメージにとどまらない、料理の幅を広げてくれる食材だと実感できるはずです。

お気に入りの一枚を見つけて、ビールや日本酒との組み合わせもぜひ試してみてください。おつまみを何種類か揃えて食べ比べるのもおすすめです。

常温で日持ちがするので、ストックしておけば急な来客のときにもさっと出せる一品になってくれます。2026年9月現在、この記事の焼き方比較表を参考に、ぜひ普段の食卓や晩酌に取り入れてみてください。

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