この記事でわかること
お弁当のおかずに悩んだとき、私がよくおすすめするのがさばの竜田揚げです。骨取り済みの切り身を使えば、子どものお弁当にもそのまま入れられるうえ、揚げることで青魚特有のクセが和らぎ、冷めても美味しいのが最大の強みです。この記事では下味の付け方から揚げ方、お弁当に詰めるときの注意点まで、実際に私が作っている手順で解説します。魚のおかずは前日の作り置きがしにくいというイメージを持たれがちですが、竜田揚げに限っては下味冷凍のストックを作っておけるため、朝の負担を大きく減らせるという隠れたメリットもあります。
なぜ竜田揚げがお弁当おかずに向いているのか
魚のおかずは冷めるとパサついたり生臭さが目立ったりしやすく、お弁当には不向きと思われがちです。しかし竜田揚げのように醤油ベースの下味を効かせてから片栗粉をまとわせて揚げると、衣が水分と旨みを閉じ込めるため、冷めてもしっとり感が保たれます。骨取り済みのさばを使えば、揚げる前の骨取り作業が不要になるだけでなく、一口大に切り分けやすくなるので、お弁当箱への詰めやすさも格段に上がります。忙しい朝でも短時間で仕上げられる点も、営業で毎日忙しく動き回っていた私にとってはありがたいポイントでした。

具体的な作り方
骨取りさばの切り身を一口大に切り、醤油・酒・おろし生姜(お好みでおろしにんにく少々)に15〜20分漬け込みます。漬け込み時間が短いと味がぼやけ、長すぎると身が締まりすぎるので、この時間を守るのが美味しく仕上げるコツです。汁気をしっかりきったら片栗粉を薄くまぶし、170度の油できつね色になるまで揚げます。厚みのある切り身は油はねしやすいので、菜箸で数回転がしながら均一に火を通すと失敗が少なくなります。揚げたては骨がないぶん子どもも食べやすく、大人用にはレモンや七味を添えると味の変化を楽しめます。
お弁当に詰めるときのコツとアレンジ
お弁当に入れる場合は、揚げたてをすぐに詰めず、必ず粗熱を完全に取ってから詰めるのが鉄則です。湯気がこもると水滴でおかずが傷みやすくなり、食中毒のリスクも高まります。前日に多めに作っておき、翌朝は電子レンジで温め直してから冷ますと時短になります。アレンジとしては、揚げたてに甘酢あんを絡めれば南蛮風になり、カレー粉を下味に加えればスパイシーな一品にもなります。お弁当の彩りに困ったときは、パセリや赤パプリカを添えるだけで見栄えが良くなります。また、竜田揚げは冷凍のまま多めにストックしておける点も見逃せません。週末にまとめて2〜3日分を揚げておき、朝は電子レンジで温めるだけの状態にしておけば、平日の忙しい朝でもお弁当作りの負担を大きく減らせます。揚げ物は品数が多いお弁当の中でも特に手間がかかると思われがちですが、作り置きの仕組みさえ整えてしまえば、むしろ楽なおかずの一つに変わります。

現場から一言|揚げ物おかずが選ばれる理由
食品営業として弁当店やスーパーの惣菜コーナーを担当していたとき、売れ筋データを見ると魚の揚げ物は常に上位に入っていました。理由を担当者に聞くと「冷めても美味しいと分かっているから安心して選べる」という答えが多く返ってきたのが印象的でした。家庭のお弁当でも同じことが言え、味の劣化が少ない調理法を知っておくと、朝の忙しい時間に頭を悩ませずに済みます。骨取り済みのさばで竜田揚げを作り置きしておくメリットは、時短だけでなく、味の安定感にもあると私は考えています。営業時代、取引先のお弁当店では「同じ味を毎回再現できること」が何よりも重視されていましたが、これは家庭のお弁当作りにも通じる話です。下味の分量と揚げ時間さえ一度メモしておけば、誰が作っても同じ美味しさに仕上がるようになり、朝の忙しい時間でも迷わず手が動くようになります。冷凍ストックがあれば、前日の夜に少し多めに仕込んでおくだけで、翌朝の負担をぐっと減らせます。
よくある質問
Q. 冷凍保存はできますか?
A. 揚げた後に完全に冷まし、1食分ずつラップで包んで冷凍すれば2週間ほど保存できます。自然解凍後にオーブントースターで温め直すとカリッと感が戻ります。
Q. 油の量を減らして作れますか?
A. フライパンに1cmほどの油を張る揚げ焼きでも十分美味しく仕上がります。片栗粉の量が多いとべたつくので薄くまぶすのがポイントです。
Q. 子どもが辛いものを苦手とする場合は?
A. おろし生姜を控えめにし、醤油とみりんを1:1にすると優しい甘辛味になり食べやすくなります。
Q. カリッと感を長持ちさせるコツはありますか?
A. 二度揚げをすると衣がより締まり、時間が経ってもべたつきにくくなります。1回目は低温でじっくり、2回目は高温で短時間が基本です。網の上で油を切ると、蒸気がこもらずさらにカリッとした状態を保てます。
まとめ
骨取りさばを使った竜田揚げは、下処理の手間がなく、冷めても美味しいのでお弁当おかずにぴったりです。下味の時間と粗熱を取る一手間さえ守れば、失敗しにくいレシピなのでぜひ日々の献立に取り入れてみてください。
🛒 この記事を読んだ方におすすめ
🔗 関連記事