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う巻き・う重・ひつまぶしの違いとは?うなぎ料理のバリエーションを徹底解説

こんにちは、ひろです。う巻き、う重、ひつまぶし。同じ「うなぎ」を使った料理なのに、名前も食べ方も違うと感じたことはありませんか。

結論から言うと、う巻きは卵焼きでうなぎを巻いた惣菜、う重は重箱に入った蒲焼き丼、ひつまぶしは名古屋発祥の3通りの食べ方を楽しむスタイルです。

食品業界で10年以上、水産・畜産品の仕入れに関わってきた私が、それぞれの違いと美味しい楽しみ方を実体験を交えて解説します。

う巻き・う重・ひつまぶし、そもそも何が違うのか

う巻きは、薄く焼いた卵焼きの中に細切りにした蒲焼きを巻き込んだ一品です。お弁当のおかずやおせち料理の一品としても親しまれています。

う重は、蒲焼きを白いご飯の上にのせ、重箱に詰めた料理です。うな丼との違いは器で、重箱に入ればう重、丼に入ればうな丼と呼び分けます。

ひつまぶしは、蒲焼きを細かく刻んでご飯に混ぜ込み、最初はそのまま、次に薬味を添えて、最後はだしをかけてお茶漬け風にと、3段階で味わうのが特徴です。

なぜ同じうなぎ料理なのに呼び方や食べ方が変わるのか

背景には、地域ごとの食文化と、うなぎという食材の特性が関係しています。関東と関西では、蒲焼きの調理法自体が違うことをご存じでしょうか。

関東は一度蒸してから焼くためふっくら、関西は蒸さずに焼くため香ばしく仕上がります。ひつまぶしが生まれた名古屋は、関西風の焼き方に近い土地柄です。

刻んで食べるひつまぶしのスタイルは、香ばしく焼き上げた蒲焼きの皮までしっかり味わうための工夫だったと言われています。

私も名古屋の専門店で実際にひつまぶしを食べたとき、最初のひと口とだし茶漬けにした最後のひと口で、味の印象がまったく違うことに驚きました。

青い絵柄の皿に切り分けて盛り付けた蒲焼きうなぎ

う巻きの作り方の基本とコツ

家庭でう巻きを作る場合、蒲焼きは市販のものを使えば手軽です。細切りにしたうなぎを卵液に軽く混ぜ込んでから焼くと、崩れにくく仕上がります。

卵液には、だし・みりん・薄口醤油を少量加えると、うなぎの脂の甘さと調和した上品な味に仕上がります。焼くときは弱火でじっくりが失敗しないコツです。

  • うなぎは細切りにして卵液に軽く混ぜておく
  • 卵液にだし・みりん・薄口醤油を加える
  • 弱火でじっくり巻きながら焼く

切り分けると断面にうなぎの層が見え、お弁当やおせち料理にも彩りを添えてくれます。冷めても美味しいので作り置きにも向いています。

う重とひつまぶしを実際に食べ比べてみた

先日、同じ産地の蒲焼きを使って、う重とひつまぶしを食べ比べてみました。う重は蒲焼きそのものの食感と甘辛いタレをしっかり楽しめます。

一方のひつまぶしは、刻むことでご飯とタレが均一に絡み、一口ごとの満足感が均等になる印象でした。薬味やだしで味の変化を楽しめるのも魅力です。

来客時や特別な日にはう重、家族で気軽に楽しみたいときはひつまぶし、というようにシーンに合わせて選ぶのがおすすめです。

紙製の容器に入ったうなぎ丼と隣に並ぶ別の丼

どちらの食べ方も、蒲焼き自体の質が良いほど美味しさの差がはっきり出ます。だからこそ、産地や仕入れルートにこだわった蒲焼きを選ぶ価値があると感じています。

買ってきた蒲焼きをう巻き・う重・ひつまぶしに仕立てるときのコツ

スーパーや専門店で買った蒲焼きは、そのまま温めるだけでなく、少し手を加えるだけで印象が変わります。まずは温め方から見直してみましょう。

フライパンに酒を少量入れて蒸し焼きにすると、パサつきを抑えてふっくら仕上がります。う重にするなら、この温め直しの一手間が味の決め手になります。

ひつまぶしにする場合は、包丁で細かく刻む前に一度温めておくと、身が締まりすぎず切りやすくなります。刻んだ後にもう一度軽くタレをかけると風味が戻ります。

う巻きに使う場合は、卵液と馴染みやすいように、蒲焼きを常温に近い状態まで冷ましてから細切りにするのがポイントです。冷たいままだと卵液がなじみにくくなります。

よくある失敗と対策

温め直しでよくある失敗は、電子レンジで一気に加熱してしまい身が硬くなることです。短時間ずつ様子を見ながら加熱するのが失敗しないコツです。

タレが薄いと感じたら、市販の蒲焼きのタレを少量買い足しておくと、う重にもひつまぶしにも活用できて便利です。冷凍で届いた蒲焼きは、解凍のしすぎにも注意してください。

常温に戻しすぎると身がベタついてしまうため、冷蔵庫でゆっくり解凍し、温め直す直前まで冷たさを保っておくのが失敗を防ぐポイントです。

まとめ:シーンに合わせてうなぎ料理を選ぼう

う巻き・う重・ひつまぶしは、同じうなぎ料理でも由来や食べ方が異なり、それぞれに合った楽しみ方があります。

まずは基本のう重やひつまぶしから試して、慣れてきたらう巻きなど手作りのアレンジにも挑戦してみてください。

質の良い蒲焼きを選ぶことも、美味しさを左右する大切なポイントです。寄付でうなぎの返礼品を受け取れるふるさと納税も、選択肢の一つとしておすすめです。

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