こんにちは、ひろです。マグロというと刺身や照り焼きを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は世界中でマグロは愛されている食材です。
今日は海外のマグロ料理を3か国分紹介します。
マグロ料理は日本だけのものではない
結論から言うと、マグロは世界中の食卓で活躍している魚です。
スペイン・フィリピン・フランスなど、マグロ漁が盛んな国では、それぞれ独自の食文化が育っています。
和食の枠を飛び出して海外のレシピを知ると、家庭料理のレパートリーがぐっと広がります。
なぜ世界中でマグロが愛されているのか
マグロは大西洋・地中海・太平洋と広い海域で獲れるため、多くの国で身近な食材になっています。
高タンパクで低脂質、しかも保存の効くツナ缶に加工しやすいことも人気の理由です。スペインは世界有数のツナ缶消費国として知られています。
フィリピンでは新鮮なマグロの水揚げ量が多く、刺身に近い生食文化「キニラウ」が根付いています。フランスでは高級食材として、ソテーやサラダに使われます。
私も以前スペイン料理店で「マルミタコ」というマグロの煮込みを食べて、和食とは全く違う旨みの引き出し方に驚いた経験があります。
和食では刺身や煮付けなど「素材の味を活かす」調理が中心ですが、海外では香辛料やトマト、オリーブオイルとしっかり組み合わせる料理が多い印象です。同じ魚でも国によってここまで調理の発想が違うのかと、仕事柄いつも新鮮な発見があります。

スペイン・フィリピン・フレンチの代表的なマグロ料理
3か国の代表的なマグロ料理を比較すると、下の表のようになります。
| 国 | 料理名 | 特徴 |
|---|---|---|
| スペイン | マルミタコ | じゃがいもと煮込むバスク地方の漁師鍋 |
| スペイン | ボカディージョ・デ・アトゥン | ツナ缶を挟んだシンプルなサンドイッチ |
| フィリピン | キニラウ | ライムや酢で締める、セビーチェに似た生食料理 |
| フィリピン | シニガン・ナ・トゥリンガン | タマリンドの酸味を効かせたマグロのスープ |
| フランス | ニース風サラダ | ツナ・オリーブ・アンチョビを使った定番サラダ |
| フランス | ポワレ | 表面を香ばしく焼き上げるソテー料理 |
いずれも家庭にある調味料で再現しやすいのが魅力です。特にニース風サラダは、茹で卵とオリーブを用意するだけで本格的な味になります。
スペインのマルミタコは、もともと漁師が船の上で余った魚とじゃがいもを煮込んだのが始まりと言われています。トマトの酸味とマグロの旨みが溶け合う、素朴ながら奥深い一皿です。
フィリピンのキニラウは、地域によって使う柑橘やスパイスが変わるのも面白いところです。ココナッツミルクを加える地方もあり、同じ料理でも味の幅がとても広いのが特徴です。
フランスのニース風サラダは、本来は生野菜とゆで卵、アンチョビが主役で、ツナ缶を加えるスタイルが定番になっています。オリーブオイルとワインビネガーのシンプルなドレッシングが決め手です。
家庭で作れる「マルミタコ風」マグロの煮込みレシピ
数ある料理の中でも、私が特におすすめしたいのがスペインの「マルミタコ」です。
作り方は難しくありません。玉ねぎとじゃがいもをオリーブオイルで炒め、トマト缶とマグロのぶつ切りを加えて煮込むだけです。
仕上げにパプリカパウダーを加えると、一気に本場の風味に近づきます。マグロのアラや切り落としを使えば、無駄なく美味しく仕上げられます。
寒い季節の献立に、いつもと違うマグロ料理を一品加えてみてはいかがでしょうか。

海外レシピに挑戦するときのちょっとした豆知識
海外のマグロ料理に挑戦するとき、いきなり本格的な調味料を揃える必要はありません。
パプリカパウダーやオリーブオイルなど、スーパーで手に入るもので十分に雰囲気を出せます。まずは家にある調味料で試してみて、慣れてきたら本場の調味料を少しずつ買い足すのがおすすめです。
缶詰のツナを使えば、マルミタコもニース風サラダももっと手軽に作れます。生のマグロが手に入らない日の代用としても覚えておくと便利です。
家族の反応を見ながら、少しずつ本場の材料に近づけていくのも楽しみ方のひとつです。子どもがいる家庭なら、スパイスを控えめにするなど味付けを調整してあげると食べやすくなります。
まとめ|世界のマグロ料理で食卓に新しい発見を
スペインのマルミタコ、フィリピンのキニラウ、フランスのニース風サラダと、マグロ料理は国によって驚くほど表情が変わります。
どれも特別な材料がなくても、家庭のキッチンで再現できるものばかりです。
いつもの刺身や照り焼きに飽きたときは、ぜひ海外のレシピにも挑戦してみてください。
🛒 この記事を読んだ方におすすめ