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キムチ鍋のスープの作り方|豚バラと熟成キムチで失敗しないコクと辛さの調整

こんにちは、ひろです。食品関連の営業として10年以上、冬の鍋物の売り場を見てきました。

寒い夜に食べたくなるのが、体の芯から温まるキムチ鍋です。ところが家で作ると「辛いだけで味が薄っぺらい」「酸っぱくなりすぎた」という声をよく聞きます。

結論から言うと、キムチ鍋は豚バラ肉とキムチを先に炒めてから煮るのがコツです。炒めるひと手間で、旨みとコクが段違いに変わります。

この記事でわかること

  • コクが出る基本のスープの作り方
  • キムチの選び方と、辛さ・酸味の調整方法
  • 具材を入れる順番と、〆のアレンジ

結論|キムチを「炒めてから」煮るだけで、味の深さが変わる

キムチをそのまま水に入れて煮ると、味が表面的になりがちです。ごま油で豚バラ肉と一緒に炒めると、キムチの旨みと香りが油に移り、スープ全体にコクが広がります。

もうひとつの決め手は、キムチ自体の熟成度です。浅漬けのキムチより、酸味が出た熟成キムチのほうが、鍋にはよく合います。

理由|熟成キムチが鍋に向いている理由

豆腐とねぎが入った赤いスープの鍋のクローズアップ

キムチは発酵が進むほど、乳酸菌による酸味と旨みが強くなります。この酸味が、豚バラ肉の脂をさっぱりと感じさせてくれるのです。

新しいキムチしかない場合は、使う前に常温で少し置いたり、酢を少し足したりして調整する方法もあります。ただし入れすぎると酸っぱくなるので、少しずつ試してください。

キムチの状態 特徴 鍋での使い方
浅漬け・新しいもの 酸味が少なくフレッシュ 仕上げに足して食感を残す
熟成が進んだもの 酸味と旨みが強い 炒めてスープのベースにする
市販の鍋用スープ 味付けが整っている 具材を足して手軽に作る

具体例①|基本のキムチ鍋の作り方(2〜3人分)

材料は、豚バラ薄切り肉200g、キムチ200g、白菜1/8個、豆腐1丁、ニラ1束、長ねぎ1本、もやし1袋です。

スープは、水800ml、鶏ガラスープの素大さじ1、味噌大さじ1、醤油大さじ1、酒大さじ2、おろしにんにく小さじ1、ごま油大さじ1が目安です。

  1. 鍋にごま油を熱し、食べやすく切った豚バラ肉を炒める
  2. 肉の色が変わったら、キムチを加えて1〜2分炒める
  3. 水と調味料を加え、煮立ったらアクを取る
  4. 白菜、豆腐、ねぎを加えて煮て、最後にニラともやしを入れる

キムチの汁も大事な調味料です。味見をしながら、足りなければキムチの汁を少しずつ加えてください。

辛さが足りないときは、コチュジャンや一味唐辛子を。逆に辛すぎるときは、砂糖を少し足したり、豆乳を加えたりすると、まろやかになります。

具体例②|具材を入れる順番と、〆のアレンジ

黒い器に盛ったキムチ

順番 具材 ポイント
1 豚バラ肉・キムチ 先に炒めて旨みを出す
2 白菜の芯・長ねぎ じっくり煮て甘みを引き出す
3 豆腐・白菜の葉 煮すぎず食感を残す
4 ニラ・もやし 食べる直前に入れて、シャキッと仕上げる

具材の組み合わせは自由ですが、水分の多い野菜を入れすぎると、味が薄まります。もやしやニラは、最後にさっと火を通すくらいがちょうどいいです。

〆には、ご飯とチーズをのせた雑炊が人気です。辛さがまろやかになり、最後まで飽きずに食べられます。

〆のおすすめ

  • チーズ雑炊:ご飯とスープを煮て、とろけるチーズをのせる
  • ラーメン:別茹でした中華麺を入れ、ごま油を少したらす
  • うどん:もちもちの麺がスープによく絡む

体験談|辛さを調整しそびれて、家族に水を取りに行かせた夜

以前、張り切ってコチュジャンを足しすぎて、家族全員が「水、水」と席を立つ事態になったことがあります。笑い話ですが、そのとき食べた鍋の味は、辛さしか記憶に残っていません。

それ以来、辛みは最後に少しずつ足すようにしています。辛さは足せますが、引くのは難しいからです。

家族で食べるなら、辛さを控えめにして、各自の器に七味や豆板醤を足してもらうのがおすすめです。

補足|鍋のスープをもっと美味しくするひと工夫

豚バラ肉は、脂が強いと感じる場合は、事前に熱湯をさっとかけて余分な脂を落とすと、あっさりした仕上がりになります。

牡蠣や豚ひき肉団子などを加えると、旨みが重なって贅沢な味になります。海鮮を入れるときは、火を通しすぎないよう、仕上げ近くに加えるのがコツです。

よくある質問|キムチ鍋

Q. 市販の鍋つゆを使っても美味しくできますか?
もちろん可能です。豚バラ肉とキムチを炒めて加えるだけで、ぐっとコクが増します。

Q. 子どもと一緒に食べたいです。
辛さを控えめにして、ほんのり甘いスープに仕立てると食べやすくなります。キムチは別皿で添えるのもよい方法です。

まとめ|炒める手間が、鍋の旨みを決める

キムチ鍋は、豚バラ肉とキムチを炒めてから煮るだけで、コクが一気に深まります。辛さは最後に調整し、〆までじっくり楽しんでください。

手軽に済ませたい日は、スープ付きのお取り寄せセットも便利です。選び方は、下の記事で紹介しています。

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