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こんにちは、ひろです。おでんを作るとき、「下ごしらえってどこまでやればいいの?」「前日に仕込むなら何を済ませておけば楽?」と迷いませんか。
結論は、揚げてある練り物は油抜き、大根とこんにゃくは下茹で、牛すじは別鍋で下煮の3つだけ押さえれば十分です。前日は「大根の下茹でと牛すじの下煮、ゆで卵」まで済ませておくと、当日は煮込むだけになります。
この記事では、練り物メーカーとも長く取引してきた私が、具材別の下処理、前日仕込みの範囲、鍋に入れる順番を表にまとめて解説します。
おでんの下ごしらえが必要な具材・不要な具材【一覧表】
まずは全体像です。すべての具材に手間をかける必要はありません。
| 具材 | 下ごしらえ | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 大根 | 皮を厚めにむき、面取り・隠し包丁、米のとぎ汁で下茹で | 20〜30分 |
| 卵 | 固ゆでにして殻をむく | 12分+冷却 |
| こんにゃく・しらたき | 下茹でして臭みを抜く | 3分 |
| さつま揚げ・がんもどき・厚揚げ | 熱湯をかけて油抜き | 1〜2分 |
| 牛すじ | 水から下茹で→洗う→別鍋で下煮 | 1〜2時間 |
| ちくわ・ちくわぶ・はんぺん | 基本不要(ちくわぶは切り込みのみ) | なし |
なぜ練り物の油抜きが必要なのか
さつま揚げやがんもどき、厚揚げは、製造工程で揚げているため表面に油が付いています。
この油が残ったままだと出汁が濁って重たくなり、具材の表面が油の膜で覆われて出汁が中まで染み込みにくくなります。熱湯を回しかけるか、1〜2分さっと茹でて表面の油を落としてください。
出汁がクリアに保たれ、具材の風味と出汁のうま味の両方をしっかり感じられる仕上がりになります。
大根・卵の下ごしらえ|味が染みる下茹でのコツ
おでんの主役・大根は、下茹でするかどうかで味の染み方がまったく違います。皮は筋の内側まで厚めにむき、2.5〜3cmの輪切りにして角を面取りしてください。
片面に十字の隠し包丁を入れ、米のとぎ汁(なければ生米をひとつまみ)で竹串がすっと通るまで茹でます。とぎ汁で茹でると大根のえぐみが抜け、白く仕上がります。
詳しい手順は「おでんの大根の下ごしらえと味を染み込ませるコツ」で写真付きで紹介しています。
卵は固ゆでにして殻をむき、表面に浅く2〜3本切り込みを入れると色がつきやすくなります。私は前日にゆでて、めんつゆに一晩漬けておくことが多いです。
具材別・練り物とこんにゃくの下処理
さつま揚げ・がんもどき・厚揚げは、ざるに並べて熱湯を回しかけるか、鍋で1〜2分さっと茹でます。表面が少し縮んだような質感になれば完了です。
ちくわは油をほとんど含まないため油抜きは不要です。味を染み込ませたい場合は、斜めに切り込みを入れておくと出汁が入りやすくなります。
こんにゃく・しらたきは下茹でして臭みを抜きます。こんにゃくは手でちぎるか隠し包丁を入れると味が染みやすくなります。
ちくわぶは下茹で不要ですが、表面に浅く切り込みを入れると出汁の通りが良くなります。
牛すじは臭みが強いため、水から下茹でしてアクを取り、一度洗ってから別鍋で柔らかくなるまで下煮します。ここを飛ばすと、おでん全体の出汁に臭みが移ってしまいます。
おでんの前日仕込みはどこまでやる?
「前日にどこまでやっておけばいいか」は、私も家族の誕生会でおでんを出すときに毎回考えるポイントです。結論は、時間のかかる下ごしらえだけ前日に済ませ、練り物は当日に入れることです。
| タイミング | やること |
|---|---|
| 前日 | 大根の下茹で、牛すじの下茹で・下煮、ゆで卵、出汁をとる |
| 前日の夜 | 出汁で大根・牛すじ・卵を30分煮て火を止め、冷ましながら味を含ませる |
| 当日 | こんにゃくの下茹で、練り物の油抜き、全体を温めて練り物を入れる |
大根は冷める過程で味が入るので、前日に一度煮ておくと当日の染み込みが段違いです。逆に練り物は長く煮るとふくらんで味が抜けるので、当日入れる方が美味しく仕上がります。
鍋に入れる順番と煮込み時間
すべての具材に共通するのは、「味の染みにくいものから先に入れる」という順番です。
| 順番 | 具材 | 煮込み時間の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 大根・牛すじ・卵・こんにゃく | 弱火で1時間以上 |
| 2 | がんもどき・厚揚げ・ちくわぶ | 30分 |
| 3 | さつま揚げ・ちくわ | 10〜15分 |
| 4 | はんぺん | 食べる直前に5分 |
煮立たせると練り物がふくらみ、出汁も濁ります。表面がゆらゆらする程度の弱火を保つのがコツです。

下ごしらえを済ませた具材の保存方法
当日使わない分は保存袋に入れて冷凍しておくと、平日の調理がぐっと楽になります。特に牛すじの下煮や大根の下茹では時間がかかるので、週末にまとめて仕込むのがおすすめです。
練り物は油抜きした状態で冷凍すると、解凍後の味の染み込みも良くなります。
地域や商品による練り物の違い
練り物は地域によって魚の種類や製法が違います。関東では定番のちくわぶも、西日本ではあまり見かけません。九州では、あご(飛び魚)を使った練り物が名産として知られています。
市販品を選ぶときは原材料表示を見比べると、魚の種類や配合の違いが分かって面白いですよ。
よくある質問
おでんの下ごしらえをしないとどうなりますか?
出汁が油で濁って風味が重くなり、大根は中まで味が入らず、牛すじは臭みが出ます。とくに大根の下茹でと練り物の油抜きは省かない方が確実に美味しくなります。
すべての練り物に油抜きが必要ですか?
不要です。ちくわやはんぺんのように揚げていない具材はそのままで大丈夫です。揚げてあるかどうかで判断してください。
下ごしらえした具材は何日分作り置きできますか?
冷蔵なら2〜3日、冷凍なら2〜3週間を目安に使い切ってください。小分けにしておくと必要な分だけ取り出せて便利です。
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🛒 下ごしらえを省く日のために|レトルトおでん
具材の下ごしらえは味を左右しますが、毎回やるとなると重い作業です。仕込む気力がない日のために、常温保存できるレトルトを置いておくと台所が回ります。
レトルトは出汁が完成しているので、自分で炊いたものとの味比べにも使えます。追いがつおの強さや大根の炊き加減の基準がつかめます。
※価格は2026年8月時点のものです。楽天市場の価格・在庫は変動しますので、最新の情報は各商品ページでご確認ください。
まとめ
おでんの下ごしらえは、練り物の油抜き、大根とこんにゃくの下茹で、牛すじの下煮の3つが基本です。前日に大根・牛すじ・卵まで済ませておけば、当日は練り物を入れて温めるだけになります。
この一手間で出汁が濁らず、味の染み込みも格段に良くなります。専門店のおでん種を試してみたい方は、上のランキング記事もあわせてご覧ください。