こんにちは、ひろです。食品関連の営業として10年以上、お祝いの席で出されるお赤飯の売り場も見てきました。
七五三や誕生日、お宮参りと、お祝い事が続く時期になると、赤飯の注文が増えます。「家で作るのは難しそう」と思う方も多いのですが、炊飯器があれば、意外と手軽に作れます。
結論から言うと、小豆(またはささげ)を下ゆでして、そのゆで汁でもち米を炊くのが基本です。ゆで汁の色が、赤飯のあの美しい色の秘密です。
この記事でわかること
- 小豆とささげ、どちらを使うかの考え方
- 炊飯器でもち米と豆を炊く手順
- 七五三・お祝いで赤飯を出す意味と、保存のコツ
結論|赤飯は、ゆで汁を捨てないことが最大のコツ
赤飯の色は、小豆やささげのゆで汁についた色素から生まれます。この汁を捨ててしまうと、ただの豆ごはんになってしまうので注意が必要です。
私も初めて作ったとき、ゆで汁を捨てて、薄い色の赤飯になってしまいました。家族に「ちょっと薄いね」と言われ、慌てて汁を取っておくことを学びました。
理由|小豆とささげ、地域で違う豆の選び方

関西では小豆を使うことが多く、関東ではささげを使う家庭が多いといわれます。小豆は煮ると皮が割れやすく、これを避ける意味で、関東ではささげが好まれてきたという説があります。
味や食感は、ささげのほうが皮が破れにくく、きれいな形で仕上がります。手に入りやすいほうを選んで大丈夫です。
| 豆の種類 | 特徴 | ひとこと |
|---|---|---|
| 小豆 | 煮ると皮が割れやすい。ほんのり甘みがある | 関西で多い。ゆで汁がきれいに染まる |
| ささげ | 皮が割れにくく、形が残る | 関東で多い。見た目がきれい |
| 市販の赤飯の素 | 豆・色づけがセットになった便利商品 | 時間のない日に頼れる |
具体例①|炊飯器で作る赤飯の手順(2合分)
材料の目安は、もち米2合、小豆またはささげ約50g、塩小さじ1/2、黒ごま塩適量です。もち米はよく洗って、30分〜1時間ほど水に浸けておきます。
- 豆を洗い、たっぷりの水で5〜10分ゆでて、ゆで汁をいったん捨てる(渋きり)
- 新しい水を足して、豆が少し柔らかくなるまで20〜30分ゆでる
- 豆とゆで汁を分け、ゆで汁は冷ましておく
- 浸水したもち米をざるにあげ、炊飯器の内釜に入れる
- ゆで汁と水を合わせ、炊飯器の目盛りに合わせて注ぐ
- 豆と塩を加え、軽く混ぜて炊飯する(おこわ・赤飯モードがあれば使用)
- 炊き上がったら、さっくり混ぜて蒸らす
もち米は、白米より水の量が少なくて済みます。炊飯器の取扱説明書の目盛りを確認し、水加減を調整してください。
ゆで汁が冷めていないと、もち米が熱い汁を吸って、色むらの原因になります。しっかり冷ましてから使うのがコツです。
具体例②|七五三・お祝いで赤飯を出す意味と保存方法

赤い色には、古くから邪気を払い、おめでたい気持ちを表す意味があるとされます。七五三をはじめ、お宮参り、入学祝い、結婚記念日など、様々な節目に赤飯が登場します。
作りすぎたり、余ったりしたときは、小分けにして冷凍するのがおすすめです。1食分ずつラップで包んで、冷凍保存袋に入れます。
| 場面 | 赤飯の出し方のヒント |
|---|---|
| 七五三(11月15日ごろ) | 千歳飴と一緒に、家族でお祝いの食卓に |
| お宮参り・お食い初め | 少量を小分けにして、祝い膳に添える |
| 誕生日・記念日 | おにぎりにして、小さく握ると食べやすい |
| お見舞い・お届け物 | 傷みやすいので、日持ちに注意して渡す |
解凍は、電子レンジで温めるほか、蒸し器で温め直すと、もちもち感が戻ります。冷めると固くなるので、食べる前に温めるのがおすすめです。
失敗しないための3つのポイント
- 豆のゆで汁は、必ず取っておいて、炊くときに使う
- もち米は浸水してから炊き、水は控えめにする
- 冷めると固くなるので、冷凍して食べる前に温め直す
体験談|お祝い用の赤飯を頼まれた日のこと
以前、知人のお孫さんの七五三のお祝いに、お赤飯を作ることになりました。ゆで汁の色に気をつけたり、塩加減を整えたりしながら、緊張しながら炊き上げました。
無事においしく炊き上がり、「家でお赤飯を作ってもらえるなんて」と喜んでもらえたときは、本当に嬉しかったです。手間をかけた分だけ、気持ちも伝わるのだと感じました。
とはいえ、毎回自分で作るのは大変です。忙しい日は、市販品やお取り寄せを賢く使うのも、立派な知恵だと思います。
よくある質問|赤飯
Q. 色がうまく出ません。
ゆで汁の量や色が足りない可能性があります。豆を多めにゆでて、濃いゆで汁をしっかり取ってください。
Q. 前日に炊いておけますか?
炊いた当日の食事がおすすめです。前日に炊く場合は、冷蔵庫に入れず、乾燥しないよう包んで保管し、食べる前に温め直してください。
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まとめ|赤飯は「ゆで汁」と「水加減」で決まる
赤飯は、小豆やささげのゆで汁を活かし、水を控えめにして炊けば、炊飯器でも作れます。冷凍しておけば、突然のお祝いにも慌てません。
大切な節目の食卓に、温かい赤飯が並ぶ光景は格別です。手作りでもお取り寄せでも、気持ちのこもった赤飯で、お祝いの日を彩ってください。