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煮魚の種類!おすすめ料理!それぞれの種類の料理に合う魚とたべ方紹介

目次

煮魚の種類!おすすめ魚料理。煮て美味しい魚

魚にはいろいろな食べ方があります。
新鮮で生食できるものならばお刺身、脂ののりがよいものを焼き魚など。

これらももちろんおすすめの美味しい魚のお料理ですか煮ても魚はとても美味しく食べることができます。

煮魚の種類ってどんなものがある?

煮魚といってもいろいろな煮の種類があります。

どんな煮る方法があるの?

主には5種類に分けることができます。

【煮魚種類】
・味噌煮
・煮付け
・梅干し煮
・しょうが煮
・みぞれ煮

それぞれに料理の特徴や向いている魚がありますので興味があるものを選んで料理してみてください。
どれも美味しいですよ~!

煮魚の種類!味噌煮

煮魚といえば味噌煮を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
味噌にとは何か、見ていきましょう。

味噌煮に合う魚
サバ、イワシ、ブリ、

味噌煮といったらやはりサバが思いつくね~

サバの味噌煮はなじみがあるし作っているご家庭が多いと思います。
サバ以外にもブリ、イワシは味噌煮にしても美味しく召し上がります。

ご飯はもちろんお酒も進む逸品になりますね。

味噌煮のたれの作り方

【味噌煮のタレレシピ】
・しょうが・・・一片
・水・・・・・・100cc
・酒・・・・・・大さじ1
・みりん・・・・大さじ1
・砂糖・・・・・大さじ1
・醤油・・・・・小さじ1
・味噌・・・・・大さじ1.5

目安としてこの材料を合わせたタレで煮込めば味噌煮込みの出来上がりです。
(味噌は香りがとんでしまうのでできれば「煮込んでいる間」と「仕上げ」の2回に分けてください。味がハッキリします)

また味噌煮込みをする際のポイントは、霜降りで下処理をしっかりとすることです。

霜降りとは、魚の臭みを取るための下処理のこと
・お湯を沸かす(約90℃)
・お湯に魚を2秒ほどつける
・氷水につける
・血合いやぬめりが取れやすくなっているのでキッチンペーパーで拭く

この処理をすることによって臭みを大はばにとることができます
魚は鮮度が落ちるほど臭みが出てしまうのでなるべく早く調理しましょう

これでもどうしても魚独特の匂いは残ってしまうのでしょうがなどと煮込むと匂いけしになります。
またしっとりとした歯触りに仕上げたいので強火で煮込むことは避けましょう。加熱しすぎると歯触りがバサバサになりがちです。

弱火から中火で煮込みましょう。
※サバの身の厚さによりますが目安は10分前後です

美味しい魚の味噌煮込みと白ご飯が食べたくなってきた~

煮魚の種類!煮付け

煮付けも魚のおすすめ料理として代表的な料理です。

煮付けといえば、、、カレイかな?

では、魚の煮つけ料理を見ていきましょう。

煮つけに合う魚
カレイ、マグロ、サバ、アジ、イワシ、鯛、サンマ、カマス、サーモンなど。魚介類タコ、イカ、エビ、ホタテなど

結論、量販店で手に入れることのできる魚はほとんど煮つけに出来ます

【煮つけのタレ】
・醤油・・・100cc
・みりん・・100cc
・酒・・・・50cc
・水・・・・50cc
※魚の大きさ、量によって変える
割合は醤油1:みりん1:酒0.5:水0.5

※隠し味に黒砂糖を少々入れると味が引き締まりお好みに合うかも知れません(黒砂糖がない場合黒飴でも大丈夫です)

【煮つけに合う野菜】
ごぼうとねぎ
これはずばりです。魚種を問わずこの2つが魚の煮つけには合います

ポイントとして
カレイなど魚を煮つける場合はみりんを使って欲しいですが、タコ、イカなどの甲殻類を煮つける場合はみりんを使わず黒砂糖を使
※みりんを使うと身が引き締まるのでタコ、イカなどに使うと固く仕上がってしまう可能性があります

さらに美味しくするには
「煮切り」をする
・煮切りとは?
・・・身に火が通ったら身だけ引き上げ煮汁だけ少々煮詰めること。煮切りをすることによって煮汁からアルコール臭などがとび食材や煮汁の美味しさがより味わえるようになる

煮付けは単純なようだけど、ちょっとした工夫で美味しくなるんだね!

煮魚の種類!梅干し煮(梅煮)

梅干し煮は味噌煮や煮つけに比べるとあまりなじみがないかも知れません。
ですが、梅干しを加えて魚を煮込むことによってサッパリとコク深い味わいになるのが特徴です。

あんまり梅干し煮ってなじみがないかも知れない。でも美味しそうだね~

それでは、梅干し煮を見ていきましょう。

梅干し煮に合う魚
イワシ、サンマ、めかじき、サバ、アジなど

梅干し煮で一番多いのはイワシ

【梅干し煮のタレ】
・みりん・・・大さじ2
・醤油・・・・大さじ2
・酒・・・・・大さじ5
・水・・・・・大さじ5
・梅干し・・・1個

梅干し煮に合う野菜
長ねぎ
※長ねぎは焼き色ががつくくらい炒めておく
炒め終わったら別に取っておく

【作り方】
1、作ったタレを煮込む(梅干しも一緒に入れる)
2、タレが煮立ったら魚を入れる
※その際に魚に味が入りやすいように包丁で切れ目を何か所かに入れるのがポイント
目安は弱火で7~8分
3、魚を取りだして別に取っておいた長ねぎを鍋に戻し煮汁と一緒に強火で煮込む。
魚を器に盛り上から煮汁をかけ出来上がり

サッパリ食べたい時とか食欲が落ちてきた時とかにいい料理だね!

煮魚の種類!しょうが煮

しょうが煮というと臭いが強い魚に使う料理というイメージがあるかも知れません。
確かにそういう側面はありますが魚の特性としょうがの風味を生かした料理です。

ご飯のおかずにももちろんですが、お酒のおつまみに最適なお料理といえます。

しょうが煮に入っているしょうががこれまた美味しいんだよねぇ~

それでは、しょうが煮を見ていきましょう

しょうが煮に合う魚
イワシ、カツオ、マグロあらなど

【しょうが煮のタレ】
・醤油・・・大さじ1
・みりん・・大さじ1
・酒・・・・80ml
・水・・・・80ml
・砂糖・・・少々
※砂糖をあまり使いたくなければ減らしてください。砂糖を使うと照りがはやくでます
※魚の大きさや量でタレの量も調節してください
醤油1:みりん1:酒4:水4の割合です

しょうが1かけ分も一緒に煮込む。
薄切りにする

魚を煮込む前に霜降りをした方が臭みが取れより美味しくなります
霜降りとは?
・・・魚の臭いを取るために熱湯に2~3秒魚の身をくぐらせ冷水につける。血合いやぬめりが取れやすくなっているのでキッチンペーパーなどで拭き取る

【作り方】
1、魚の身としょうがを鍋に入れる
2、作ったタレを注ぎ一緒に中火で煮込む
3、タレが煮詰まってとろみが出てきたら出来上がり
※ポイントは落とし蓋を使うということ

しょうが煮は魚はもちろんタレも美味しいし、しょうがも美味しいし最高の料理だよね~

煮魚の種類!みぞれ煮

みぞれ煮は魚に限らず、肉や野菜にもよく使われる料理です。
おろし大根と一緒に具材を煮込んだ料理です。

みぞれ煮は煮込む前に「焼き」の工程がはいります(小麦粉を使います)
もちろん魚料理でもとても美味しく仕上がります!

それではみぞれ煮を見ていきましょう。

みぞれ煮に合う魚
タラ、イワシ、ブリ、鯛、サバなど

【みぞれ煮のタレ】
・醤油・・・大さじ1
・みりん・・大さじ1
・水・・・・150cc
・大根・・・15mくらいのものを大根おろしにする
※だしの素を一つまみ入れても美味しくなる

大根おろしは仕上げに使います

【作り方】
1、魚に小麦粉をまぶし、魚を中火で両面しっかり焼き色がつくまで焼く
2、作ったタレを入れ煮込む(タレが沸騰したら弱火で3~4分目安で煮込む)
3、仕上げに大根おろしを入れ再び煮立ったら出来上がり

大根おろしも一緒に食べられるから好きな人にはたまらない料理だね~


煮魚の種類はたくさんあります!おすすめの煮魚で魚をたくさん食べよう

最近は魚離れが話題になることが多いですね。
水産庁のアンケートによると若い世代になればなるほど魚類の摂取量は少なくなる傾向があります。

ですが量販店では購買した魚を3枚におろしてくれるサービスは当たり前になっていますし、そもそもが切り身として売られているパターンも多いですね。また冷凍のムニエル用の白身魚なども売っていますね。

魚を3枚におろすというのはなかなかに面倒くさい作業ということもありそういった事も魚を食べることへのハードルの高さになっていると思いますがすでに下処理された魚をうまく使えば気分的にも魚料理がお手軽に楽しめるかも知れません。

煮込み料理や焼き魚の料理もこういった下処理をされている魚を使えば、鍋1つで簡単に料理ができるものとなっていますし味付けもお好みでアレンジができます。

この記事で紹介した料理などを試してみてぜひ献立に魚料理を組み入れてみてください。

魚を美味しく食べようはこちら!

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