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魚といえばまぐろがおすすめと連想する方が多いかも
魚と言えばまぐろ。
そう連想する方も多いと思います。
まぐろでは主に大トロ、中トロ、赤身を連想する方が多いのではないでしょうか?
まぐろの食べ方は刺身だけではありません。焼きも美味しいですし煮つけも美味しいですね。
まぐろは多くの野菜とも相性がよく互いにその美味しさを引き出すことができるある意味万能の食材です。
またまぐろは1尾で捨てるところのあまりない魚としても有名。
ここではどのようなまぐろ料理があるかを見ていきたいと思います。
人気のまぐろ!おすすめ料理は何がある!?
これはまぐろのイラストです。
ほとんどが聞いたことのある部位だと思います。
また目玉も食べられますし、中骨についた身もスプーンで掻きだして食べる場面も見たことがある人もいるかも知れませんね!
まぐろの料理は工夫すればたくさんありますので見ていきましょう。
美味しく食べるおすすめのまぐろ大トロ料理
まぐろ大トロの料理 | 刺身、刺身炙り |
大トロまぐろ丼 | |
ヅケまぐろ | |
大トロたまご丼 | |
大トロカルパッチョ |
大トロは基本刺身で食べる方がよいと思います。
炙りなどを入れると脂も香ばしくなり大変美味しいですがバーナーを持っている家庭はなかなかないと思います。
そこでグリル!
グリルを熱して余熱で焼くと炙りに近い味がして香ばしく美味しく仕上がります。
とは言え、大トロは刺身で食べたいかな~
大トロの海鮮丼、大トロの刺身、大トロのお寿司など生食で食べるのがおすすめです。
あと、大トロを美味しく食べることのできる丼を紹介します!
大トロたまご丼
1:卵を黄身だけにする
2:だし醤油(醤油)と黄身をよく混ぜ合わせる
3:2で作ったものの中にまぐろの大トロを入れ15分くらいつける
4:酢飯の上にヅケの大トロをのせ完成
※刻み海苔やワサビなどをお好みでのせると美味しさアップです
卵の黄身のねっとり感とまぐろの強い脂が程よく溶け合い大トロの刺身だけで食べるより美味しさが増すこと間違いなしの料理です
大トロに卵の黄身は合いそうだね~
美味しく食べれるまぐろの中トロ料理
まぐろ中トロの料理 | 刺身、寿司 |
中トロまぐろ丼 | |
中トロステーキ | |
サラダ(アボガドなど) | |
中トロヅケ、中トロヅケとキュウリの和え物 |
まぐろの中トロの刺身、まぐろの中トロの刺身、まぐろの中トロのお寿司などやはり生食で食べるのがおすすめです。
ただまぐろの中トロも程よく脂がのっているので生食で食べるのもステーキで食べるのも美味しくいただけます。
半分レアで食べるのがおすすめ!
ここではまぐろの赤身でも非常に美味しくいただける「まぐろのステーキ」を紹介します。
まぐろのステーキ
まぐろの中トロステーキはオーソドックスに醤油、または一風変えてガーリック醤油などもおすすめです
■用意するもの・・・濃い口しょうゆ小さじ2、酒小さじ2、みりん小さじ2、練りわさび1/2、おろしにんにく 小さじ1/8を混ぜたもの
付け合わせ野菜例・・かぶ、ブロッコリー、芽キャベツ、ヤングコーン、プチトマトなど
1:フライパンに油をひき熱して、付け合わせたい野菜を入れ少し焦げ目がつくまで炒め取り出し取っておく
2:同じフライパンで刻んだニンニクを入れニンニクがキツネ色になったら取り出し取っておく
3:中トロに薄力粉をまぶし、表面が白っぽくなるまで全面焼き(中火で片方30秒ずつくらい)をして取り出す
4:同じフライパンに用意したタレを入れ煮詰め、とろみが出てきたら火を止める
5:焼いた中トロ、付け合わせの野菜、ニンニクを飾り付け上からタレをかけて出来上がり
※オーソドックスな醤油ソースを作るならニンニクを抜いてください
まぐろのステーキはご飯が進んで止まらないよね~
ただ中トロは脂ののりがよく歯触りもとろけるようなので、やはり刺身で食べたい!というかたが多いかも知れませんね。
美味しく食べるまぐろの赤身料理
まぐろ赤身の料理 | 刺身、寿司 |
まぐろステーキなど | |
カルパッチョ、アボガド和えなどサラダ | |
山かけまぐろなど |
赤身は背側にあり脂が少なく身は固めなのが特徴です。
もう1つの特徴は低カロリー、高タンパクでヘルシーなこともあげられます。
回転ずしなどで「まぐろ」として販売されているものは赤身が多いですね。
脂ののりが強い大トロ、中トロに比べるとあっさりしているので赤身を刺身で食べることを好む方も多いですよね。
味があっさりしていている分調味料などの味も入りやすく焼成などとの調理でも相性がいいので汎用性が高い食材、部位といえると思います。
中トロと同じように「まぐろのステーキ」とも相性がいいですよ!
また刺身など生食で食べる際も他の食材、例えば野菜などと一緒に食べると美味しさが一層引き立つと思います。
ここではまぐろのヅケやサラダなど定番などの料理もあるとは思いますが赤身を美味しく食べることのできる方法などご紹介します。
まぐろのヅケ
まぐろを美味しく食べる方法としてヅケがあります。
ヅケの作り方をご紹介します。
ヅケとは生の魚を醤油につけて殺菌しつつ旨みも熟成させるという料理法です
いたって簡単に作ることができます。
作り方
材料
:生のまぐろの柵約250gに対して醤油大さじ3くらいが目安です!
:生のまぐろに醤油を全体にかけ2~3時間おく。
(時々裏表をひっくり返す)
これで出来上がりです。
なるべく密封された容器で2~3日冷蔵庫で保管が可能です。
■ヅケを使った料理
:まぐろヅケ茶漬け
1:まぐろのヅケををお好みのサイズに切る
2:ごはんを茶碗によそいまぐろのヅケをのせ上から熱いお茶をかける
(醤油がまぐろの身に染みわたっているので他の調味料などはいりません
ちょっと小腹が空いた時とかお酒の後とかとてもよさそうだね!
まぐろのヅケはお茶をかけないでヅケ丼としても使えますし、とろろなどと一緒にまぜて食べても非常に美味しいです。他のアレンジ料理にもお手軽に使え、アボガドやレタスなど一緒にサラダとして使えますしヅケをフライパンで弱火で炙ってもお酒のおつまみ、ご飯のお供としても美味しく食べることができるのでぜひお試し、アレンジしてみてください!
レパートリーも多くてお手軽で楽しめるね!
美味しく食べるまぐろのカマ料理(下処理もあわせて)
まぐろのカマの料理 | 塩焼き、照り焼きなど |
煮付け |
カマというと「ぶり」を先に連想するかたも多いかも知れませんね!しかしまぐろのカマもなかなかどうして、非常に美味しいです。
まぐろのカマの特徴は脂ののりのよさです。
ただしカマは量販店でも売っている機会もあまり多くはありません。またまぐろのカマは下処理が重要です。
というのも血合いなども多いのでそのまま料理してしまうと独特の匂いが出てしまいます。
しかし簡単な下処理をすることで独特な匂いが出てしまうのは防ぐことが可能。
「焼き」と「煮る」で下処理の方法は違うのでそれぞれご紹介します!
まぐろのカマの下処理
【焼きの場合】
1:まぐろのカマにあら塩をたっぷりふり1時間前後おく
2:臭みの原因となる水分が出てくるので水を捨てる
3:流水で軽く洗い流しキッチンペーパーで拭く
【煮る場合】
1:まぐろのカマを軽く水洗いする
2:沸騰したお湯に1~2分入れる
3:再度水洗いをする(血などが残っている場合は水洗いで落とす
この下処理をするしないで出来上がりの味がかなり違ってきますので必ず下処理をすることはおすすめ!
まぐろのカマの照り焼き(フライパン使用)
■用意するもの・・・まぐろのカマ4個しょうが1片~2片、酒100ml、みりん100ml、醤油100ml
1:下処理したまぐろのカマに小麦粉をまぶす
2:火加減を中火で、皮目を下にしてフライパンで焼く
(8割がた火が通ったら1度フライパンから取り出す
3:用意したしょうが、酒、みりん、醬油をフライパンで煮詰める
4:煮詰めたタレに焼いたまぐろのカマを入れる
5:タレをかけながら汁気がなくなるまでまぐろのカマを煮る
☆調理工程の最後に煮る過程が入りますが最初に小麦粉をつけ焼いているのでホロホロと身が崩れ歯触りは焼きに近い物に仕上がります。
グリルなどを使わずできるので簡単に調理することができます!
グリルを使用する場合
塩焼きの場合
1:焼く前にまぐろのカマを酒で洗い塩をふりかけ20~30分寝かせる
2:寝かしたまぐろのカマを弱火で表裏をひっくり返しながらじっくり焼く
3:皮に焦げ目がついたら出来上がり
まぐろのカマの煮つけ
■用意するもの・・・まぐろのカマ、水200ml、酒100ml、みりん100ml、砂糖大さじ2、しょうが1片~2片
1:鍋に用意した水、酒、みりん、砂糖、しょうがを入れ沸騰させる
2:調味料の中にまぐろのカマを入れる
3:そのまま中火で落し蓋をし3~40分煮込む
一緒に大根などを入れても美味しく出来上がります。
大根を入れる場合は大根をあらかじめ下茹でしておいた方が味も早く染みわたりおすすめ!
まぐろのカマの煮つけは仕上げに白髪ねぎなどをちらしても美味しいよね~
人気のおすすめの魚まぐろ。種類は何がある?特徴は?
食べ方や料理法なあるど多様性がある人気の魚まぐろですが実は種類が結構多いんです。
まぐろの種類を教えて欲しいなあ~
まぐろの種類を少し見てみましょう!
まぐろ属に分類される魚は以下の8つです。
クロまぐろ(本まぐろ) |
ミナミまぐろ(インドまぐろ) |
メバチまぐろ |
キハダまぐろ |
ビンナガまぐろ(ビンチョウまぐろ) |
イソまぐろ |
コシナガまぐろ |
タイセイヨウまぐろ |
まぐろといっても結構種類があるんだね~。それぞれの特徴ってあるのかな?
はい、ここでは日本で流通量が多い5種のまぐろについてみていきます。
クロまぐろ | 特徴 |
本まぐろ、クロシビとも呼ばれる | |
稀少価値が高い。別名「黒いダイヤ」 | |
体長3m体重400㎏のものが水揚げされることもある | |
背や尾の周辺は黒色 | |
日本でも水揚げされる。1番美しいものが水揚げされるのは冬 | |
最高級のまぐろとされ赤身は色が濃く、大トロを多く含んでいる | |
旨みが強く刺身や寿司で食べられることが多い |
ミナミまぐろ | 特徴 |
インドまぐろとも呼ばれる | |
南大西洋に生息し生魚で体長2.5m前後、尾の付け根の1部が黄色 | |
目が大きく胸びれが長い | |
夏が旬でクロまぐろに次ぐ高級魚に分類されている | |
濃厚な風味の大トロが特徴。赤身も色が濃く味わいに甘さも感じる事ができる | |
そのままで食べることが美味しいとされているので刺身、寿司で使われるのが親しまれている |
メバチまぐろ | 特徴 |
バチマグロ、メバチとも呼ばれる | |
大きな目が特徴のまぐろ。すんぐりとした体をしている中型種。生魚の体長は2m前後 | |
冬が旬。熱帯、温帯地域に広く分布する種類 | |
赤身の部分が多くその色が鮮やか。刺身にしても美味しいが中トロもあるが筋が多いので刺身より焼き魚の方が美味しい |
キハダまぐろ | 特徴 |
キハダとも呼ばれる | |
熱帯、亜熱帯地域に広く生息している中型種。体調は2mを超える | |
旬は夏。値段はメバチまぐろよりお手頃 | |
身の質質がしっかりしていて脂が少ない。なのでネギトロやツナ缶に加工されることが多い |
ビンナガまぐろ | 特徴 |
びんちょうまぐろ、トンボ、鬢長(ビンナガ)、びんちょうなどと呼ばれる | |
全世界の熱帯、温帯海域に分布する小型のまぐろ。体調0.5m~1mが多い | |
旬は冬。ほかのまぐろより安価で淡白な味わいが特徴 | |
回転寿司でよく流通している。寿司や刺身で食べられるだけでなくツナ缶やネギトロなど の加工食品に使われることも多い汎用性の高いまぐろ |
大トロが取れるのはクロまぐろ、ミナミまぐろです。メバチまぐろなどは赤身として量販店などでも見かける機会も多いと思います。
ビンナガ(ビンチョウ)まぐろは回転寿司でビンチョウとして販売されているので馴染はとてもあると思います。
まぐろの栄養素は?
まぐろは栄養素も高い魚です。青魚に多く含まれているとされているEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)など体内では生成できない栄養素も含まれているので栄養価は非常に高い食品といえることができます。
EPA(エイコサペンタエン酸) | 特徴 |
体内の血流をスムーズにする働きがある。動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防すると言われている | |
IPA(イコサペンタエン酸)とも呼ばれる |
まぐろの栄養素(生100gあたり) | |
クロまぐろ(天然、赤身) | 115kcal |
ミナミまぐろ | 88kcal |
メバチまぐろ | 115kcal |
キハダまぐろ | 102kcal |
ビンナガまぐろ | 111kcal |
まぐろのたんぱく質(生・100gあたり) | |
クロまぐろ(天然・赤身) | 26.4g |
ミナミまぐろ | 26.0g |
メバチまぐろ | 25.4g |
キハダまぐろ | 24.3g |
ビンナガまぐろ | 26.0g |
まぐろは低カロリー高タンパクかつ、EPAやDHAなども含んでいるので体にとてもよい食べ物ということができます。
まぐろはおすすめの魚の1つですね
まぐろという魚は他の魚よりも扱い方に繊細さをもとめます。
水揚げしたまぐろはマイナス40℃~50℃で「超冷凍」をしなければなりません。
「超冷凍」をすることで鮮度を落とすことなく、品質の劣化を防ぐことができます。
逆に言うとマイナス18℃の緩慢冷凍では品質は落ちてしまいます。
他の魚にも言える事ですが、「まぐろは鮮度が命」と言われるゆえんです。
まぐろはご説明した通り、刺身をはじめとしていろいろな部位をいろいろな調理法で楽しめる魚です。贈り物にも適していますし、ご自身でのお召し上がり用、人との集まりなどの食卓にも楽しさをあたえてくれる魚です。
ここで紹介した調理法以外でも、サラダ、天ぷら、フライなどご自身で料理も楽しむことができます。
他の食材との相性もいい魚です。
まぐろを利用して楽しい食卓を演出してみるのも楽しいですね。