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甲イカとするめいかの違い|見た目・食感・向く料理を徹底比較

こんにちは、ひろです。魚屋の売り場で「甲イカ」と「するめいか」が並んでいるのを見て、違いがよくわからないという声をよく聞きます。

実はこの2つ、見た目も食感もかなり違う生き物です。今回はその違いを整理してみます。

結論:甲イカは「肉厚でねっとり」、するめいかは「コリコリとした歯ごたえ」

甲イカは体の中に硬い甲羅(イカの甲)を持ち、身が厚く、加熱すると柔らかくねっとりした食感になります。するめいかは細長い体で、コリコリとした歯ごたえが特徴です。

この記事でわかることは、次のとおりです。

  • 見た目の違いと見分け方
  • 食感の違いが生まれる理由
  • それぞれに向く料理

見た目と生態の違い

箸でつまんだ輪切りのいかの煮物

甲イカは、コウイカ科に分類される種類の総称で、体の中に石灰質でできた硬い甲羅を持っています。体は丸みを帯びていて、ヒレが体全体を縁取るようについています。

するめいかは、ツツイカ目に分類され、体は細長い円錐形です。甲羅はなく、代わりに透明で薄いプラスチックのような軟甲があります。

項目 甲イカ(コウイカ) するめいか
体の形 丸みのある楕円形 細長い円錐形
甲羅 硬い石灰質の甲羅がある 薄い軟甲のみ
ヒレ 体全体を縁取る 体の後方のみ
主な産地 瀬戸内海・九州など 日本海・太平洋広域

食感と味わいの違い

甲イカは筋繊維が細かく、加熱するととろけるような食感になります。刺身でもねっとりとした甘みが感じられます。

するめいかは筋繊維がしっかりしていて、コリコリとした歯ごたえが持ち味です。焼いても揚げても、噛むほどに旨みが出てきます。

項目 甲イカ するめいか
刺身の食感 ねっとり、甘みが強い コリコリ、あっさり
加熱後の食感 とろけるように柔らかい 歯ごたえが残る
旨み 濃厚 あっさり、噛むほど旨みが出る

それぞれに向く料理

黒い皿に盛ったいかの炒め物とご飯

食感の違いを活かせば、どちらもさらにおいしく楽しめます。

甲イカが向く料理

墨イカパスタやソテー、じっくり煮込む煮物など、火を通してとろける食感を楽しむ料理に向いています。刺身にする場合は、隠し包丁を入れると口当たりがよくなります。

するめいかが向く料理

いか焼きやげそ揚げ、いか飯など、歯ごたえを楽しむ料理にぴったりです。刺身の糸造りにすると、コリコリ感が際立ちます。糸造りの切り方はいかの下処理・刺身の切り方で紹介しています。

料理 向いているいか 理由
墨イカパスタ 甲イカ とろけるような食感と濃厚な旨み
いか焼き するめいか 噛むほどに旨みが出る歯ごたえ
刺身の糸造り するめいか コリコリ感が際立つ
刺身の隠し包丁 甲イカ ねっとりとした甘みが引き立つ

選ぶときの私の基準

私は、じっくり火を通す料理を作るときは甲イカ、さっと調理して歯ごたえを楽しみたいときはするめいかを選ぶようにしています。

見た目で迷ったら、体の形と甲羅の有無を確認してみてください。丸みがあって甲羅があれば甲イカ、細長ければするめいかです。

価格の違いも選ぶ目安になる

一般的に甲イカのほうがやや高値で流通する傾向があります。予算やその日の献立に合わせて選んでみてください。旬の時期には価格が下がることもあるので、季節ごとにチェックしてみるのもおすすめです。同じ種類でも産地によって味わいが違うのも面白いところで、食べ比べてみる価値が十分にあります。

よくある質問

Q. 墨はどちらのいかにもありますか?

どちらも墨袋を持っていますが、甲イカのほうが墨の量が多く、墨イカ料理に使われることが多いです。

Q. 冷凍で売られているのはどちらが多いですか?

するめいかは冷凍・干物として流通することが多く、甲イカは主に生鮮や活け造りとして扱われることが多い傾向にあります。

Q. 子どもにはどちらが食べやすいですか?

柔らかい食感の甲イカのほうが、小さなお子さんには食べやすいことが多いです。するめいかは、しっかり噛んで食べる練習にもなります。

Q. どちらのほうが下処理が簡単ですか?

甲イカは身が厚く、包丁が入れやすいので下処理は比較的簡単です。するめいかは細長い分、内臓を傷つけないよう少し慣れが必要です。

Q. どちらのほうが日持ちしますか?

個体差はありますが、身が厚い甲イカのほうが水分保持力が高く、やや日持ちしやすい傾向があります。どちらも早めに食べ切るのが基本です。

両方常備しておくと便利な理由

料理によって使い分けられるので、冷凍庫に両方ストックしておくと、その日の気分やメニューに合わせて選べて便利です。

違いを知って使い分けられるようになると、いか料理のレパートリーがぐっと広がります。ぜひ両方を試して、自分の好みを見つけてみてください。

魚屋さんで迷ったときは、今日の献立に合わせてどちらを選ぶか、少し立ち止まって考えてみるのも楽しいものです。次の買い物からぜひ意識してみてください。

まとめ:食感の違いを知れば、いか料理の幅が広がる

甲イカはねっとり濃厚、するめいかはコリコリあっさり。それぞれの持ち味を活かした料理を選べば、いかの魅力をもっと楽しめます。

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