こんにちは、ひろです。食品関連の営業として10年以上、冬の鮮魚売り場でぶりが並ぶ様子を見てきました。
冬のぶりといえば、照り焼きやぶり大根が定番です。でも、脂がのった寒ぶりを一番贅沢に味わえるのは、ぶりしゃぶだと私は思います。
結論から言うと、薄切りのぶりを、80℃前後の昆布だしにさっとくぐらせ、ポン酢でいただくだけです。難しい技術はいらず、短い時間で脂の甘みを楽しめます。
この記事でわかること
- ぶりしゃぶに向くぶりの選び方と、切り方
- だしの温度とくぐらせる時間の目安
- ポン酢・薬味・野菜の組み合わせ、締めの雑炊
結論|ぶりしゃぶは「火を通しすぎない」が合言葉
ぶりは、火を通しすぎると、身が締まってパサつきます。だしを沸騰させず、数秒くぐらせて、表面の色が変わる程度で引き上げるのがコツです。
私も、最初は牛しゃぶと同じ感覚で長く泳がせてしまい、固くなってしまいました。ぶりの脂の甘みは、ほんの少し火を通した状態が一番引き立ちます。
理由|寒ぶりは、脂のりが段違い。選び方が大切です

ぶりの旬は冬です。寒い時期のぶりは、脂がたっぷりのり、身の旨みも濃くなるといわれます。
ぶりしゃぶに使うなら、刺身用の柵や、しゃぶしゃぶ用にスライスされたものが向いています。必ず、生食用・加熱用などの表示を確認して選んでください。
| 選び方のポイント | 内容 |
|---|---|
| 表示 | しゃぶしゃぶ用・刺身用など、用途を確認する |
| 身の色 | 透明感があり、血合いが鮮やかな赤色のもの |
| 脂の入り方 | 白い脂の筋が均一に入っているもの |
| 切り方 | 2〜3mmの薄切り。手切りなら、柵を斜めに引く |
具体例①|ぶりしゃぶの作り方と、だしの温度
材料の目安は、ぶり(薄切り)250g、昆布だし1リットル、水菜1束、白ねぎ1本、大根おろし、ポン酢、七味や柚子胡椒などです。
- 鍋に水と昆布を入れて、30分以上置く
- 弱火にかけ、湧く直前で昆布を取り出す
- 食べやすく切った野菜を、鍋の端に並べる
- ぶりを1切れずつ、箸でだしにくぐらせる
- 表面の色が変わったら、すぐに引き上げ、ポン酢で食べる
だしは、ぐらぐら煮立てず、ふつふつと小さな泡が出る程度の温度で保ちます。目安は、80℃前後ですが、厳密な温度計は不要です。
ぶりは、片面ずつ数秒、様子を見ながらくぐらせてください。慣れるまでは、少し長めに加熱しても構いません。
具体例②|薬味・野菜・締めで、最後まで飽きずに楽しむ

ぶりの脂には、ポン酢のさっぱりした酸味がよく合います。もみじおろしを添えると、辛みが脂を和らげてくれます。
野菜は、水菜やねぎ、大根など、シャキシャキした食感のものがおすすめです。ぶりの脂を吸ったスープで、野菜もぐっと美味しくなります。
| 薬味・タレ | 合う理由 |
|---|---|
| ポン酢 | 酸味が脂をさっぱりさせる |
| もみじおろし | 大根と唐辛子の辛みが、脂の甘みを引き立てる |
| 柚子胡椒 | 爽やかな香りと辛みで、味が引き締まる |
| ごまだれ | コクが加わり、満足感が増す |
締めには、ぶりの旨みが溶け出しただしで、雑炊やうどんを作るのがおすすめです。ごはんを入れて、溶き卵とねぎをのせれば、贅沢な一杯が完成します。
失敗しないための3つのポイント
- だしは沸騰させず、80℃前後を保つ
- ぶりは1切れずつ、色が変わったらすぐに引き上げる
- 野菜は、鍋の端で別に加熱して、シャキシャキ感を残す
体験談|年末に家族で囲んだ、ぶりしゃぶの夜
数年前の年末、家族で囲んだぶりしゃぶが、忘れられません。娘は「お魚がこんなに甘いなんて」と、目を丸くして食べていました。
妻は、もみじおろしとポン酢の組み合わせを気に入り、「これならいくらでも食べられる」と言って、完食しました。
特別な材料がなくても、家で本格的な味を楽しめるのが、しゃぶしゃぶの良いところです。年末年始のおもてなしにも、おすすめです。
補足|ぶりしゃぶに合うお酒と副菜
ぶりしゃぶには、すっきりした辛口の日本酒や、冷えたビールがよく合います。脂の甘みを、お酒の爽やかさがすっと流してくれます。
副菜には、大根と柚子の酢の物や、れんこんのきんぴらなど、さっぱりしたものがおすすめです。鍋が主役の日は、品数を絞って、気軽に楽しみましょう。
お子さんがいる家庭では、ポン酢を少し薄めたり、ごまだれに替えたりすると、食べやすくなります。
よくある質問|ぶりしゃぶ
Q. 家庭用の刺身用のぶりで作れますか?
刺身用として売られているものなら、しゃぶしゃぶにも使えます。表示を確認して、用途に合うものを選んでください。
Q. 臭みが気になるときは?
血合いの部分を取り除くと、臭みが軽くなります。また、鮮度のよいものを選ぶことも大切です。
🛒 この記事を読んだ方におすすめ
まとめ|ぶりしゃぶは、さっとくぐらせるだけの贅沢
ぶりしゃぶは、昆布だしの温度を保ち、さっとくぐらせるだけで、寒ぶりの脂の甘みを存分に楽しめます。ポン酢ともみじおろしで、最後まで飽きずに食べられます。
冬のごちそうとして、ぜひ一度試してみてください。お取り寄せの寒ぶりを使えば、さらに手軽に楽しめます。