海鮮しゃぶしゃぶってよく聞くけどどんな具材がいいのかな？今度家族で海鮮鍋か海鮮しゃぶしゃぶをやろうと思うんだけどおすすめを知りたいな。せっかくだったらみんなで美味しく食べたいしね～
ここでは海鮮鍋、海鮮しゃぶしゃぶで美味しい人気、おすすめの具材を見ていきます！
目次
海鮮しゃぶしゃぶは具材の味を最大に引き出す料理法の１つ
海鮮しゃぶしゃぶにして美味しい具材はたくさんあります。
たくさんあるのですが１つ大事なことがあります。
それはお刺身で食べるような新鮮な食材がよいということです。
食材を熱いダシにくぐらせて食べるしゃぶしゃぶですが、煮込むわけではないので鮮度がよい食材の方がしゃぶしゃぶにしたときにぐっと食材の味が引き立ちます。
いろいろなお魚、魚介類で美味しいしゃぶしゃぶを楽しみましょう！
ここではしゃぶしゃぶにして美味しい代表的な食材を紹介します。
海鮮しゃぶしゃぶおすすめの具材！ぶりしゃぶ
海鮮しゃぶしゃぶで一番初めに思い浮かぶのが「ぶりしゃぶ」という人も多いのではないでしょうか。
ぶりという魚は脂ののりが凄く良いのでしゃぶしゃぶでダシにくぐらせたとき脂がダシの中に程よく落ちダシの味のコクが深くなり締めの雑炊や麺などが美味しくなります。
ぶりしゃぶを食べるときのポイントをまとめておきましょう！
【しゃぶしゃぶに使用するぶりの身】
天然のぶりが美味しいというイメージがあるかも知れませんが養殖のぶりでも遜色なく美味しく召し上がれます。
最近のぶりの養殖技術はとても進化しており餌なども改良が進んでいて脂も良質な脂になっています。
昔は養殖のぶりは臭いがよくないというイメージがあったかもしれませんが近年は決してそのようなこともなく良い香りがするぶりも多いです。
ぶりには「背」と「腹」があります。
スーパーなどの量販店で売られている刺身の柵は「腹」で切り身は「背」が多いです。
どちらも刺身で食べることはできるのですが「腹」の方が脂質が多いので刺身に適しています。
ぶりしゃぶで食べるものは「腹」がおすすめです。
【ダシ】
鍋にたっぷりのお湯を入れ昆布とお酒ダシをとる。
沸騰したら中火から弱火にする。
【ポイント】
食べるときにぶりの身をお湯にくぐらせたときうっすら白くなった時が食べごろ。
目安としては2～3回魚の身をしゃぶしゃぶする感じです。
沸騰したダシに魚のみを入れて長い時間入れるのはNGです。
魚のみから脂が完全に落ちてしまい身が崩れやすくなってしまいます。
【美味しいつけダレ】
ポン酢や塩がおすすめです。
「醤油おおさじ1/2、みりん大さじ1、柚子こしょう小さじ1/2、水大さじ2」を混ぜ合わせた柚子こしょうのタレもおすすめ。好みで「大根おろし」を少々加えても美味しく召し上がれます。
ぶりしゃぶの締めの雑炊はめちゃめちゃ美味しいよね
海鮮しゃぶしゃぶおすすめの具材！鯛しゃぶ
鯛をしゃぶしゃぶで食べるというイメージがあまりない人も多いかも知れません。
特徴として鯛はコリコリとした歯ごたえとほんのりと感じることのできる甘い味です。
この魚の身をしゃぶしゃぶで食べると甘みが一層引き立ちとても美味しく食べることができます。
【しゃぶしゃぶに使用する鯛の身】
刺身で食べることができる鯛の身がおすすめです。
【ダシ】
たっぷりのお湯を沸騰させ10～15㎝の大きさの昆布を入れダシをとるのがおすすめです。
沸騰したら中火から弱火にして昆布を取りだししゃぶしゃぶを楽しんでください。
【ポイント】
ポン酢、ごまだれ、塩とごま油のタレで食べると美味しいです。
鯛の味が淡白なのでタレは少しつける程度がいいと思います。
野菜は水菜や大根などシャキシャキした食感のものがいいでしょう。
鯛のコリコリした歯ごたえと野菜のシャキシャキした食感のバランスを楽しむ事ができます。
鯛はあまりしゃぶしゃぶのイメージがなかったけど実際にしてみるとものすごく美味しいね。おすすめですよ
海鮮しゃぶしゃぶおすすめの具材！金目鯛しゃぶ
金目鯛は白身魚で名前は「鯛」とついていますが鯛の仲間ではありません。
味の特徴はクセがなくうっすらと脂がのり微かな甘みを感じることができて上品な味わいです。
実際に金目鯛は高級魚とされています。
神奈川や静岡などでは釣り宿などで煮つけ料理がご当地料理としてふるまわれていますね。
もちろん刺身で食べることもできます。
【しゃぶしゃぶに使用する金目鯛の身】
刺身で食べることのできる金目鯛のみがしゃぶしゃぶにはおすすめです。
【ダシ】
たっぷりのお湯に10㎝～15㎝の大きさの昆布を入れダシをとります。
沸騰したら昆布を取りだし中火～弱火にしてしゃぶしゃぶをしてください。
【ポイント】
金目鯛はうっすらと脂がのっていて甘みをほのかに感じることができます。
魚の身は4～5秒ダシにくぐらせて食べるのがいいでしょう。
あまり長くお湯に身をくぐらせてしまうと身から脂が抜け落ちすぎてしまい金目鯛の身の甘さを感じることができません。
つけるタレはポン酢かポン酢にもみじおろしやあさつきを加えたものがおすすめです。
酸味や辛みが金目鯛の身の甘さを引き立ててとてもよいバランスを楽しむ事ができます。
金目鯛は煮付けのイメージが強かったけどしゃぶしゃぶでも美味しいんだね
海鮮しゃぶしゃぶおすすめの具材！ひらめしゃぶ
ひらめは白身魚の刺身の中では最上級といわれるくらい極上の魚です。
淡白な味わいですがその中にも旨みが感じられるのが特徴です。
身は引き締まり食感もよくなかでも「えんがわ」はひれを動かす筋肉で身が透き通っており味も最高級の味とされています。
たんぱく質も比重が高くナイアシンやカリウムを多く含むので健康に気を使っている人にもおすすめの食材です。
【しゃぶしゃぶに使用する魚の身】
刺身で食べることのできる身を使用してください
【ダシ】
たっぷりのお湯に10㎝～15㎝の昆布を入れて沸騰させてください。
沸騰したら昆布を取り出してください。
（もしもひらめのアラが手に入るようでしたら煮込んでください。濁りが気にならないようでしたら強火で炊き込めばひらめの旨みがでます）
つけるタレはポン酢に大根おろしを加えたものが美味しいです。
ひらめの身の旨みとポン酢の酸味はとてもあうのでひらめの美味さが引き立てられて際立つでしょう。
しゃぶしゃぶする時間は2～3秒でよいでしょう。
しゃぶしゃぶするときに白髪ねぎをひらめの身でまいてしゃぶしゃぶをしポン酢をつけて食べても美味しく食べることができます。
ひらめのしゃぶしゃぶは最高級の味だよ。端麗な味わいがより一層引き立ちます
海鮮しゃぶしゃぶおすすめの具材！カニしゃぶ
カニは種類が何種類もあります。
3大ガニとして有名なのは毛ガニ、ズワイガニ、タラバガニです。
鍋に使うカニとして多いのはズワイガニを使う人が多いのが特徴です。
毛ガニはズワイガニやタラバガニより実入りが少ない為鍋向きではないからです。
ズワイガニは味がはっきりしていてタラバガニより味が抜けにくく半分むき身や脚ごと煮込む事でカニのダシがでやすいのでズワイガニのほうがタラバガニよりもカニしゃぶやカニ鍋に使われるという傾向があります。
【しゃぶしゃぶに使うカニの身】
しゃぶしゃぶに向いているのは「生冷凍」のカニです。
生冷凍のカニは解凍してから時間がたってしまうと鮮度が一気に落ち色が黒く変色してしまいます。
解凍は半解凍くらいにしておき食べるときに8～9割くらいの解凍になりしゃぶしゃぶで食べるのがいいでしょう。
カニの身はしゃぶしゃぶで食べるならむき身のポーションがおすすめです。
むき身のポーションをしゃぶしゃぶしてそのまま食べることができます。
【ダシ】
2～3時間水に昆布をつけてダシをとるのが理想ですが時間がない場合は30分程度でもある程度のダシは出ます。
もしくは10分から15分沸騰する前の温度で昆布からダシをとって沸騰する前に昆布を取ってください。
【ポイント】
つけるタレはポン酢が1番いいでしょう。
お好みで薬味にもみじおろしを使っても美味しく食べることができます。
カニしゃぶの締めはやはり雑炊が美味しいと思います。
ご飯を入れ一煮立ちさせ溶き卵を入れかき混ぜ出来上がり。
最後に青ネギをちらしても美味しいですよ！
やっぱりカニしゃぶは海鮮しゃぶしゃぶの代表格だよね～
海鮮しゃぶしゃぶの具材でいろいろなおすすめの鍋、しゃぶしゃぶを食べよう
紹介してきた海産物以外でも美味しく食べることのできるものはたくさんあります。
例えばまぐろ、たこなどもしゃぶしゃぶにすると美味しいですし、鯖のしゃぶしゃぶというのもあります。
ここで紹介した魚介類はしゃぶしゃぶで食べる具材として代表的なものです。
あわせる野菜やタレ、ダシなどでも味や締めの料理なども変わってきます。
ここで紹介したものは和風ですが洋風や中華風にアレンジしても美味しく面白いと思います。
海鮮しゃぶしゃぶを楽しんで、いろいろな食べ方などを見つけて行きたいものですね！
